農地で太陽光発電をご検討の方へ

こんにちは、せんかです。
田植えが終わり、水を張った田んぼがキラキラと光っていて、
山の新緑を映し出して、生命力が溢れて綺麗だなーなんて思っている今日この頃です。

中津川市や恵那市、瑞浪市は田舎で、
田んぼや畑、山林が多く、田んぼや畑をお持ちの方から、
「お米を作っているけど、買ったほうが安いくらいお金が掛かっていて大変だ」
なんてお話をよく耳にします。

そこで近頃は、農地太陽光発電をしたらどうだろうと、
畑や田んぼの運用をやめて、
太陽光発電を行う方も少なくありません。

ですがこれは簡単に誰でもできるのではないため、
なかなか進まないのが現状です。

もし日本中の農地が太陽光発電の土地となってしまうと、
日本の食料自給率が大変なことになってしまいます。
そのため、国として、
土地の地目が「農地」となっている場所や、実際に田畑として運用している場所は、
基本的に「農業以外」にその土地を利用してはならないという決まりがあり、

太陽光発電として農地を活用するためには、
「農地転用許可制度」と呼ばれる制度を使って、
農地を違う地目に変更する手続きが必要なのです。

許可基準

区分 営農条件、市街地化の状況  許可の方針
農用地区域内農地 市町村が定める農業振興地域整備計画において農用地区域とされた区域内の農地 原則不許可(農振法第10条第3項の農用地利用計画において指定された用途の場合等に許可)
甲種農地 第1種農地の条件を満たす農地であって、市街化調整区域内の土地改良事業等の対象となった農地(8年以内)等特に良好な営農条件を備えている農地 原則不許可(土地収用法第26条の告示に係る事業の場合等に許可)
第1種農地 10ha以上の規模の一団の農地、土地改良事業等の対象となった農地等良好な営農条件を備えている農地 原則不許可(土地収用法対象事業の用に供する場合等に許可)
第2種農地 鉄道の駅が500m以内にある等市街地化が見込まれる農地又は生産性の低い小集団の農地 周辺の他の土地に立地することができない場合等は許可
第3種農地 鉄道の駅が300m以内にある等の市街地の区域又は市街地化の傾向が著しい区域にある農地 原則許可


※引用:農林水産省/農地転用許可ページより http://www.maff.go.jp/j/nousin/noukei/totiriyo/t_tenyo/

上の表でもあるように、原則許可されるのは、第2種農地と第3種農地の2つです。
許可が降りなければ農地太陽光発電として活用することは不可能でした。

しかしこの度、

「農地に支柱を立てて営農を継続する太陽光発電設備等についての農地転用許可制度」

という新しい制度ができました。

農地に支柱を立てて、営農を継続しながら、上部空間に太陽光発電設備を設置する場合、
一定の要件を満たせば第1種農地等であっても、
一時転用による許可を受けることができるようになったのです。
(※支柱の基礎部分が農地転用に該当する)
しかしこの営農型を利用する場合、
周りの農地に影響がないか、本来の目的である「生産」に影響がないかなどが重要となってきますので、
条件については下部ごご確認ください。

■ 支柱の基礎部分について、一時転用許可の対象とする。一時転用許可期間は3年間(問題がない場合には再許可可能)。

■ 一時転用許可に当たり、周辺の営農上支障がないか等をチェック。

■ 一時転用の許可の条件として、年に1回の報告を義務付け、農産物生産等に支障が生じていないかをチェック。

詳しくはコチラをご確認ください。
※引用:農林水産省/支柱を立てて営農を継続する太陽光発電設備等についての農地転用許可制度上の取扱いについてより http://www.maff.go.jp/j/press/nousin/noukei/130401.html

2014年度中に10kW以上の太陽光発電を導入するメリットは大きいですが、
まずは大きな利益を得られる土地なのか、逆に費用が掛かりすぎる場合などもありますので、
農地を太陽光発電にご活用したい方はご相談下さい。