失敗しないキッチンリフォーム「垂れ壁」
こんにちは、せんかです。
キッチンをそろそろリフォームしたいなと思った時、
明るいキッチンにしたい、風通りのいいキッチンにしたい、家族の顔が見えるキッチンにしたい。
そんな希望がありますよね。
でもそこで邪魔になってくるのが「垂れ壁」ではないでしょうか。
垂れ壁はキッチンの油煙や臭いをリビングに広げないためだけではなく、
キッチンで、コンロなどの火を使用する場合、
50cmの垂れ壁があれば、キッチンだけが「火気使用室」とされるため、
内装制限でキッチンだけ準不燃材以上を使えばよいことになってくるため、
昔の家づくりではよく垂れ壁のあるデザインのキッチンが造られていました。
もし垂れ壁を造らない場合は、
キッチンに続く部屋も準不燃材以上の内装を使う必要があったのです。
でも、2009年に内装制限の緩和があり、
「火気使用設備」の対象として、基準が定められたのは
調理用コンロ、ストーブ、暖炉、囲炉裏の4つのみ。
その周辺の規定された範囲を特定不燃材料などで仕上げればよくなって、
それ以外は基本的に難燃材または木材などで仕上げられるようになったのです。
これによって、最近流行の対面キッチン、オープンキッチンなど、
デザインが広がってきました。
垂れ壁が邪魔で付けたかった照明を諦めた…、そんな方は是非一度リフォームをご検討ください。
一つ注意していただきたいのが、
対面キッチンは壁付けキッチンと比べて必要な面積が違ってきます。
対面型は壁付け型より広い面積が必要で、前のままのスペースだと狭く感じるかもしれません。
また垂れ壁がないので、揚げ物をよく調理される奥様は、
油煙や臭いの通り道を考えて間取りを考える必要がありますね。
リビングが吹抜けになっていたら、魚を焼いたときに臭いが吹抜けを通って二階の部屋に溜まってしまった。
そんな失敗をしないためにも、まずはお近くの工務店、リフォームしま専科へご相談ください。