【冬の寒さ対策】自分で簡単にできる方法と断熱リフォーム
2020年1月31日
「暖房を付けているのに部屋がなかなか温まらない」「冬は電気代だけが無駄にかかっている気がする」そんな経験はありませんか?冬の寒さは快適な暮らしを阻害するだけでなく、思わぬ病気につながる場合もあります。
本格的に寒い冬を迎える前に、自分で簡単にできる家の寒さ対策をしましょう。また、冬の寒さに効果的な断熱リフォームもご紹介します。
家が寒い原因をご存知ですか?
なぜ冬に暖房を使っていても家が寒いのか、その原因を知らずして効果的な寒さ対策はできません。家が寒い原因は、温かい空気が外に逃げるからです。ではどこから温かい空気が逃げていくかというと、それは窓。暖房で温めた空気は、約50%が窓から逃げていくと言われています。
窓(開口部) | 58% |
換気口 | 15% |
外壁 | 15% |
床 | 7% |
屋根 | 5% |
暖房を付けてもなかなか室内が温まらない、室温は高いのに足元は寒いのは、温かい室内の空気が冷たい窓に触れて冷やされ、床面に下降する「コールドドラフト」という現象が原因と考えられます。
窓の寒さ対策をしなければ、いつまでも部屋は温まらず、暖房の効率も悪いままです。冬の寒さ対策の基本は、部屋の窓から温かい空気が逃げないような工夫をすることから始まります。
家の寒さを和らげる簡単な方法
すぐに実践できてコストも安い冬の寒さ対策をご紹介します。
●窓に断熱性能の高いカーテンを付ける|寒さ対策①
費用:3,000~30,000円/1ヶ所
最も手軽な寒さ対策は、窓に断熱性能の高い長めのカーテンを付けることです。
厚手で窓全体を覆い隠すカーテンであれば、コールドドラフトを防ぐことができます。カーテンの色にはオレンジやブラウンなどの暖色系を選ぶと、視覚的にも暖かさを感じます。さらに、雨戸がある場合は雨戸とカーテンで外から侵入する冷たい空気を2重ブロックするとより効果的です。
●窓用断熱シートを貼る|寒さ対策②
費用:1,500~3,000円/1ヶ所
窓用断熱シートは、窓に貼るだけで室内の温かい空気を外に逃さず、結露も防止する効果のある防寒グッズのひとつです。
窓用断熱シートは厚みで保温性が異なります。厚ければ厚いほど保温性が高くなりますが、外からの光を通しにくくなるため、窓の位置によっては室内が暗くなってしまいます。
さらに、花柄やステンドグラス風などの柄が施されているもの、すりガラスのような半透明のものなどデザインも豊富です。
断熱性能と併せてデザインでもお好みのものを選びましょう。
●窓下ヒーターを設置する|寒さ対策③
費用:12,000~30,000円
暖房を入れても部屋が暖まりにくい、足元が寒いというコールドドラフトを防止するために、窓下ヒーターを設置する方法も有効です。
窓下ヒーターはエアコンやストーブの補助暖房として、窓際の寒さや結露を防止する機能があり、窓のサイズに合わせて調整できるものや、タイマー付きのものなどがあります。
デメリットとしては1台あたりの価格が15,000~30,000円とやや高額なことですが、毎年冬に部屋の寒さでお悩みのご家庭であれば、購入して損はない商品でしょう。
根本的に冬の寒さ対策をするなら断熱リフォームで
根本的に冬の寒さ対策をするなら、窓の断熱リフォームがおすすめです。
窓の断熱リフォームには大きく分けて、
・内窓(二重窓)を設置する
・窓ガラスを複層ガラス(ペアガラス)にする
の2つがあります。
二重窓の設置は1ヶ所あたり5万~12万円、ペアガラスへの交換費用は1ヶ所あたり10万円前後です。これまでにご紹介した寒さ対策と比較すると高額ですが、暖房効率アップや結露防止などの効果が得られるほか、自治体によっては税金の減額や補助金の交付などを受けられる場合があります。
まとめ
「毎年冬になると室内が寒くてなんとかしたい!」というお悩みをお持ちなら、ぜひアイギハウジングにご相談ください。
岐阜県瑞浪市・恵那市・中津川市エリアで豊富なリフォーム実績を持つアイギハウジングが、お客様のご予算に合わせた冬の寒さ対策リフォームをご提案いたします。