リフォームコラム
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老朽化を防ぐ対策リフォーム

2022年11月30日

新築やリノベーションで丈夫な家を建てても、気候や経年によって徐々に老朽化していきます。家を長持ちさせ、快適な環境を保つためには、こまめなリフォームが大切です。

 

今回は家が老朽化する主な原因とその対策となるリフォーム、家を長持ちさせるポイントについて解説します。

 

 

家が老朽化する原因と対策

 

家が老朽化する主な原因は以下の5つです。

①空き家にすること
②シロアリ
③腐食やカビ
④害獣
⑤塩害(海沿いの家)

まずは、それぞれの老朽化の原因とその対策について解説します。

 

原因①空き家にすること

日本に多い木造住宅は、長期間放置されると急激に劣化していきます。空き家が傷む原因は、家の手入れがされないこと、水回りがメンテナンスされず劣化し放題なことが挙げられます。劣化が進めばいずれは倒壊へとつながるため、早期のリフォーム・リノベーションが必要です。中古住宅の購入を検討している方は、空き家の期間がどれくらいだったか、どの程度のリフォームが必要かを確認しましょう。

 

原因②シロアリ

シロアリは冬でも活発に活動する害虫です。築年数が経過した木造住宅ほど、シロアリのリスクが高まります。シロアリの侵入経路の9割は床下からで、屋根や外壁、水回りなど湿気がたまりやすい場所に好んで巣を作ります。床下のリフォームはシロアリ対策のベストなタイミングです。リフォームと併せて消毒液の散布をセットで行うと良いでしょう。

 

原因③腐食やカビ

湿気の多い梅雨や冬の結露など、日本の住宅は常に腐食やカビのリスクに晒されています。また家の中に湿気がたまると、前述したシロアリ発生の原因にもなります。腐食やカビの対策は、定期的な換気や家の断熱性能の向上により、湿気や結露を防止することです。とくに古い中古住宅は断熱材が劣化している場合が多いため、断熱化リフォームで交換しましょう。

 

原因④害獣

害獣の被害は山間部に多いと思われがちですが、住宅地でも野生化したハクビシンやイタチ、アライグマの被害が増えています。屋根裏や床下に害獣が棲み着くと、フンやダニ、ノミが原因で健康被害を引き起こしかねません。対策としては、害獣の侵入経路になりやすい換気口や建物の隙間をカバーすることが挙げられます。また害獣を見つけたら自分で対処しようとせず、すぐに専門業者に相談して駆除してもらいましょう。

 

原因⑤塩害

海沿いの立地の家では、塩害も老朽化の原因のひとつです。屋根や外壁が潮風にさらされることで、鉄筋を腐食させたり、コンクリートにひび割れを生じさせたりします。対策としては、塩害に強い屋根・外壁の塗料を使用することが挙げられます。フッ素系塗料や無機系塗料は塩害に強く、将来的に発生するメンテナンス費用を抑えることが可能です。

 

家を長持ちさせるポイント

 

家を長持ちさせるポイントは、「定期的なメンテナンスを怠らない」と「相談できる業者を持つ」に尽きます。新築は1ヶ月点検、6ヶ月点検、1年点検と定期的なメンテナンスが設定されますが、それ以降は有償となるケースが少なくありません。新築のメンテナンスが終了した後も、10年後、20年後と定期的に行う必要があります。

 

さらに、工務店やハウスメーカーなど、建物について相談できる専門家を見つけておくと安心です。新築を購入するときや中古住宅をリノベーションするときは、将来的に長くお付き合いできる業者かどうかも確認しましょう。

 

まとめ

 

家が老朽化する主な原因とその対策、家を長持ちさせるポイントについて解説しました。家のメンテナンスや補修は費用の負担も軽くはありませんが、放っておくと家の寿命を縮めてしまいます。

 

普段からこまめにメンテナンスを行うことで、家を長持ちさせ、結果的に修繕費用の節約につながります。

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