リフォームコラム
--Column--

秋が過ぎたら、雨樋も年に一度の大掃除を!

2016年10月26日

1-%e5%b1%8b%e6%a0%b9%e3%81%8b%e3%82%89%e6%b5%81%e3%82%8c%e3%81%a6%e3%81%8f%e3%82%8b%e9%9b%a8%e3%81%af%e3%80%81%e3%81%be%e3%81%9a%e6%a8%aa%e3%81%ab%e9%95%b7%e3%81%84%e3%80%8c%e8%bb%92%e6%a8%8b%e3%80%8d

 

今年は長雨が続き、自宅の雨漏りやバルコニーからの浸水に悩まされた方も多いかもしれません。この雨漏りやバルコニーからの浸水は、雨の排水がうまくいっていない証拠でもあります。屋根に壊れた箇所がなく、雨樋が雨を家の外に上手に排水できていれば、家の中まで雨が入ることはないからです。

 

もし屋根に損傷が見当たらないのに、自宅の雨漏りやバルコニーからの浸水が気になるようであれば、長年雨樋の掃除をしておらず、落ち葉や土、鳥の巣や糞が詰まっていて雨が上手に排水できていない可能性も……。

 

そこで今回は雨樋の掃除の仕方やメンテナンスについてご紹介したいと思います。落ち葉が多い秋を過ぎたら、雨樋も年に一度の大掃除を行いましょう!

 

雨樋の掃除は、軒樋と竪樋、集水器の三カ所を

 

屋根から流れてくる雨は、まず横に長い「軒樋」にためられます。その軒桶に集まった雨は「集水器」へと流れていき、壁沿いに設置された縦に長い「竪樋」へと流れ、雨は竪樋を伝って地面へと流れだすようになっています。

 

この「軒樋」、「集水器」、「竪樋」のいずれかにゴミが詰まっていると、雨が上手に排水できなくなり建物の中に水が入りこみやすくなってしまいます。そのためできれば年に一度、雨樋の中にゴミがたまっていないかのチェックと掃除を行っていただくのをお勧めします。自宅でできる、簡単な雨樋の掃除方法をご紹介します。

 

軒樋と集水器の掃除は手を使ってゴミを取り除く

 

軒樋は屋根に設置されているため、屋根に届く高い脚立が必要になります。また高所での作業は危険を伴うため、軒樋の掃除はなるべく1人で行わず、脚立を誰かに支えてもらうなどして行っていただくのがお勧めです。また道具も高所からの落下の心配や、体がふらついた時の心配があるため使わないようにして、手でゴミを取り除いていく方法がよいでしょう。

 

軒樋と集水器は掃除も大切ですが、何より安全が最優先。ご自身の手で行っていただくのも良いですが、できれば高所作業に強い業者に雨樋の掃除を行っていただくのが一番安心でしょう。

 

軒樋と集水器にたまっている土や砂、落ち葉、鳥の巣などは手でとって落としていきます。雨の流れを遮っているものがないか、目視で確認しながらゴミを取り除いていきましょう。集水器の部分は特にゴミがたまりやすいため、手の届く範囲内でゴミを拾っておくのがお勧めです。

 

また軒樋よりも高い位置に枝が伸びている、大きな樹木が近隣にある場合は、雨樋に落ち葉がたまりやすく、鳥が巣を作ったり糞を落としたりと鳥による被害も大きくなります。このような場合は、雨樋をあらかじめ網でカバーして大きなゴミが入り込むのを防ぐ対策をしておくのもお勧めです。

 

雨樋を網でカバーする施工は高所作業が必要となるため、掃除と共に専門業者に頼まれるとよいでしょう。大きなゴミが入り込むのを防げば、それだけメンテナンスも容易になります。

 

竪樋の掃除は業者に頼もう

 

2-%e2%96%a0%e7%ab%aa%e6%a8%8b%e3%81%ae%e6%8e%83%e9%99%a4%e3%81%af%e6%a5%ad%e8%80%85%e3%81%ab%e9%a0%bc%e3%82%82%e3%81%86軒樋から水を流しても地面に流れてこない場合は、竪樋の中が詰まっている可能性が高いため業者に頼んで清掃を行ってもらいましょう。

 

竪樋の掃除はパイプクリーニングホースを用いたり、太くて堅めの針金を用いたりしてご自身で行っていただく方法もありますが、高所で道具を使用する作業となるため大変危険な作業となります。できれば竪樋にゴミが詰まった場合も、高所作業に強い専門の業者を利用して掃除していただくのがお勧めです。

 

また竪樋に詰まったゴミは、長年の蓄積により落ち葉や土・砂が一体となって腐葉土化していることが多くあります。場合によっては竪樋を取り外しての作業が必要となるため、つまりがひどくなる前に定期的に水を流して掃除しておくことがお勧めです。軒樋の掃除を行い、水を流す時は同時に竪樋の詰まりがないかを確認しておきましょう。

 

バルコニーの雨樋もしっかり掃除

 

%e3%83%90%e3%83%ab%e3%82%b3%e3%83%8b%e3%83%bc%e5%ba%8a%e3%81%8b%e3%82%89%e3%81%ae%e6%8e%92%e6%b0%b4%e3%82%92%e5%a6%a8%e3%81%92%e3%82%8b屋根についた雨樋の掃除とチェックが終わったら、バルコニーの雨樋もつまりがないかを合わせて確認します。バルコニーの雨樋につまりがあると、バルコニーから屋内に水が入りやすくなってしまいます。屋根の雨樋をチェックした時と同じように、横に長い雨樋から集水器にかけてのゴミや詰まりを解消し、スムーズに水が流れるかどうかを目視で確認します。集水器から竪樋を通って、排水がうまくいくかも合わせて確認しましょう。

 

またバルコニー床からの排水を妨げる、土や落ち葉対策も同時に行っていただくのがお勧めです。樋自体に網でカバーをするのもいいですが、バルコニーの場合はバルコニーで育てている植物の鉢に受け皿を設けておくだけでも、ゴミがたまりにくくなります。植物の鉢に水やりをする時、受け皿がないと水と一緒に土が床に流れてしまうからです。

 

植物の落ち葉と、この土とが樋の詰まりを起こす原因となっている場合があります。バルコニーで植物を育てられている場合は、定期的に樋の掃除と詰まりがないかを目視で確認されておくとよいでしょう。

 

またバルコニー床の掃除は、ほうきやデッキブラシではくだけだと取りきれないため、掃除機の先端に厚紙などを巻いて汚れないようにし、掃除機で直接吸い取ると小さなゴミまでキレイにとれます。

 

家を長くキレイに保ち、また経年劣化を防ぐには雨樋を最低年に一度、定期的に掃除していただくのがお勧めです。特に近隣に樹木が多い場所は、それだけ雨樋が詰まりやすくなると考えた方がよいと思います。長年放置してしまい、雨樋からの水漏れが気になるようになったら、ぜひ高所作業に強い業者を使って雨樋のメンテナンスを行いましょう。

リフォームコラム一覧を見る