リフォームコラム
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災害時に備蓄品の目安量は?4人家族、3日間を乗り切るための知識を紹介

2018年10月17日

地震や大雨、台風など……最近の日本は、これまで予想できなかったような猛烈な自然災害に襲われる機会も増えてきています。どのような場面であっても、家族の生活を守っていくためには、事前の準備も大切ですよね。住宅そのものをリフォームし、「家族を守るための器」を整えることも重要ですが、それと共に、災害後にライフラインが復旧するまでの期間、どう乗り切っていくのかについてもきちんと考えておかなくてはいけません。そこで今回は、いざというときのため、住宅に備蓄しておきたいアイテムとその量について解説していきます。一般的な4人家族を想定した数字になっていますから、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

備蓄に必要な量は3日分

 

まずは、いざというときのため、どの程度の食糧や水を備えておけば良いのか、基本的な理念について確認しておきましょう。

 

自然災害が起きたときには、想定外の事態が引き起こされる可能性があります。水道やガス、電気など、普段は当たり前のように使えているものが使えなくなることもありますし、周囲の状況によっては、外に出るのが難しいこともあるでしょう。買い物に行っても、お店が空いていないことも、また空いていても品物が並んでいないことも予想されます。

 

このような事態が起きたとき、まず最優先で行われるのが「人命救助」です。生存率が大幅に低下する72時間までは、救助を待つ人を捜索し、助け出すことに全力が注がれます。物資の供給や援助体制が整うのは、その後のこと。その間の期間を、自分自身でなんとか乗り切る体制を整えておかなければいけません。

 

3日間と言われても、あまりピンとこない方も多いかもしれませんし、「電気もガスもない状態」というものを、うまくイメージできない方もいるかもしれません。

 

このような場合には、以下の例を参考にしてみてください。

 

家族4人、備蓄用食料の目安とは?

 

まずは家族4人、3日分の備蓄用食料の目安についてです。

 

主食(ごはんのパックや味付けピラフ、おかゆや缶入りパンなど)……10袋~12袋 主菜(おでんや魚などの、レトルト食品や缶詰類)……10~12個 副菜(フリーズドライの野菜や、レトルト食品など)……10個程度 汁物(味噌汁やコーンスープなど)……10個程度 間食(おやつやカンパンなど)……4パック程度

 

これだけ備えておけば、災害時でも充実した食生活を送れます。お腹が空いてイライラするようなこともありませんし、余裕を持って対応できることでしょう。

 

家族の食べる量に合わせて、調整してみてください。

 

また「備蓄用の食材」と聞くと、レトルト食品や缶詰など、長期保存に向いた加工食品を思い浮かべる方も多いことでしょう。

 

しかし実際には、ガスコンロと水さえあれば冷蔵庫の中の野菜や米を、調理することはできるかもしれません。保存期間が長い野菜類などは、「いざというときの備蓄用食材」としての意味も込めて、ストックしておくと良いかもしれません。

 

またもちろん、ガスコンロやボンベの用意も忘れないようにしましょう。

 

家族4人、備蓄用飲料水の目安とは?

 

食料よりも緊急性の高い問題といえば、飲料水の確保です。災害後の3日間、全く水が手に入らないとしたら、生命が脅かされる危険性もあります。家族分をしっかりと確保しておくようにしましょう。

 

家族4人、3日分の飲料水は、30リットル~40リットルです。ペットボトルで用意しておくことで、いざというときのために備えておけます。

 

定期的にチェックし、必要に応じて見直すことが大切

 

食料や水を備蓄しておく際に、注意しなければならないのが消費期限についてです。一度そろえたからもう安心!と思っていたのに、いざ災害が起きたときには消費期限が切れていて食べられなかった……なんて失敗もありがちなのです。

 

もっとも理想的なのは、「備蓄品だから」と特別視せず、普段の食材と同じ場所で管理する方法です。家族の食糧を確保しつつ、在庫が常に循環するようなシステムを作りましょう。難しく考える必要はなく、必要量を確保した上で、「一つ食べたら一つ買ってくる」だけでOKです。こうすることで、常に新しい品物を確保することができます。

 

また備蓄用の食品を普段から口にする機会を設けることで、災害時に慌てることもなくなります。美味しい食べ方や家族みんなで楽しむ工夫などを実践して、上手に乗り切っていけるでしょう。

 

また食料や水以外にも、備蓄しておくべきものはあります。先ほど挙げたガスコンロもその一つですし、懐中電灯や電池なども必要となります。また子どもが幼いうちは、ミルクやオムツなど、専用アイテムが必要になるケースも少なくありません。

 

これらのアイテムは、ライフステージに応じて「何がどの程度必要なのか」が変わってくるもの。やはりこちらも定期的に見直して、そのときの家族の形に適応できる仕組みを整えておきましょう。

 

まとめ

 

岐阜県中津川市や恵那市においても、自然災害は他人事ではありません。地震はもちろんのこと、土砂災害や水害などは、いつどこで起きてもおかしくないと言えるでしょう。

 

いざというときでも自分たち家族の命を守るためには、備蓄品をしっかりと用意しておくことが大切です。

 

とはいえ、災害後の3日間を無事に乗り切るためには、まず災害そのものから身を守ることを考えなければいけません。安心して生活できる「器」を作るため、ぜひ災害に負けないための住宅リフォームについても、検討してみてくださいね。

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