「もっと早くやればよかった!」早期のリフォームをおすすめする場所
2019年3月29日
リフォームは何かトラブルが起こってから検討するのでは遅く、事前に不具合や劣化を見極めた上で早め早めの対応が重要です。
今回は当社のお客様から「もっと早くやっておけばよかった」とお声をいただく、早めのリフォームをおすすめする箇所を紹介します。
外壁のリフォーム
リフォームをされた方の多くが「もっと早くにやっておけばよかった」と口を揃えておっしゃる場所が外壁です。
外壁は特に雨漏りの被害を受けやすい場所です。雨漏りは屋根から発生するイメージが強いですが、実は外壁の劣化からも雨漏りは発生します。「日常生活に大した支障はないから大丈夫」と思っていても、気づかないうちに雨水が外壁を侵食し、家の寿命を縮めてしまうのです。
外壁のモルタルのひび割れやサイディングの隙間を埋めるシーリング(コーキング)は劣化が早く、放置すると雨水が侵入してきます。小さなヒビや欠落など、劣化した箇所が見つかったら早急にメンテナンスをしましょう。髪の毛の太さほどの小さなひび割れ程度であれば、応急処置としてセメントの補修スプレーやコーキング剤を使ってDIYでリフォームができます。
屋根のリフォーム
屋根は日差しや雨風の影響を受けやすいため消耗が激しく、定型的なメンテナンスを必要とします。
しかし、外壁と比べてセルフチェックがしづらく「まだ雨漏りしてないから大丈夫」とリフォームが後回しになりがちです。
屋根材が傷むと、雨漏りのおそれがあるだけでなく強風で飛んでしまうこともあり、自宅のみならず近隣住宅にも被害を与えてしまう可能性があります。定期的に現状を確認し、早めの葺き替えリフォームをおすすめします。
屋根材ごとの耐用年数は次のとおりです。
スレート屋根・・・耐用年数は20年前後。推奨される定期メンテナンスは20年
瓦屋・・・耐用年数は50~100年。推奨される定期メンテナンスは30年
金属屋根・・・耐用年数は20~30年。定期的な塗装で寿命を伸ばすことが可能
トタン屋根・・・耐用年数は10年前後。定期的な塗装で寿命を伸ばすことが可能
カーポート・ガレージのリフォーム
屋根や外壁と同じように、大切な車を風雨から守るのがカーポートやガレージです。経年劣化だけでなく、車の買い替え時や駐車する車の台数が変化したときなどはリフォームをおすすめします。
たとえば、家族が増えることで車を大きいものに買い替えたり、台数を増やしたりすることを検討する場合は、並行して駐車場についても検討を進める必要があります。
カーポートやガレージのリフォームでは、事前の計画が重要です。駐車するスペースや駐車場のタイプ、車のサイズや駐車台数、前面道路との位置関係、ライフスタイルなど多くの要素が絡んできます。「リフォームが後回しになったために駐車スペースが確保できなかった」ということがないよう、早め早めに計画を立てましょう。
バスルーム・トイレのリフォーム
バスルームやトイレなど、水回りのリフォームは早め早めが肝心です。たとえば床がフローリングやクッションフロアのトイレがわずかでも水漏れすると、床や壁の木が腐ったり、給水管が錆びたりします。強度が弱まった床は抜けたりして非常に危険です。
水漏れに早期に気づき、すぐに対応できれば事なきを得ますが、水漏れが微量だとなかなか気づかない場合もあります。実は、拭けば問題ない程度の水漏れや、なんとなく湿っているくらいのちょっとした水漏れこそ危険信号です。
水漏れの早期発見はプロに依頼するしかないので、新築や改修から10年以上が経過しているのであればプロのメンテナンス、必要であればリフォームされることをおすすめします。
まとめ
今回ご紹介した早めのリフォームをおすすめする場所は、いずれも水の被害を受けやすいという特徴があります。
家族の安全を守るためにも、早めのメンテナンス、リフォームな箇所を的確に見極めてくれるパートナー選びが重要です。岐阜県中津川市や恵那市でリフォームを検討されている方は、ぜひアイギハウジングにご相談ください。