リフォームコラム
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年末に必ず掃除をしておいた方が良い箇所

2021年12月31日

年末の大掃除は、普段後回しにしがちな場所を一気に掃除するチャンスです。ただし、普段から掃除しない場所だからこそ、必要な道具や効率的な手順がわからない、といった悩みもあります。

 

今回は年末に必ず掃除をしておいた方が良い箇所をピックアップし、効率的な掃除の方法やあると便利な道具をご紹介します。

 

 

キッチンの換気扇・排水溝

 

<あると便利な道具>
 重曹(粉末と重曹水)
 排水溝の洗浄剤(錠剤タイプ)
 スポンジ・雑巾
 ゴム手袋

 

キッチンのシンクやコンロまわり、フローリングなどは普段から掃除をしていても、換気扇や排水溝は年に1回という方も多いのではないでしょうか?

 

換気扇の主な汚れは酸性なので、アルカリ性の重曹を振りかけるときれいに除去することができます。またフィルターやレンジフードなども、重曹を薄めた水で拭き取るときれいになります。

 

排水溝は年末の大掃除を機に、奥の方の汚れやヌメリを除去しましょう。使い古しの歯ブラシなどでも届かない場所は、錠剤タイプの洗浄剤を落とすだけでOKです。

 

窓・網戸

 

<あると便利な道具>
 窓ガラス用洗剤
 窓用ワイパー
 網戸用ブラシ・ワイパー
 使い古しの歯ブラシ・爪楊枝
 マイクロファイバークロス

 

室内側の窓ガラスは普段から拭き掃除をすることがあっても、外側や網戸、レール部分などは見落としがちです。

 

まず、窓ガラスの掃除は乾いた状態で目に見えるホコリや汚れを拭き取り、その後で洗剤を使って水拭きをします。網戸は専用のブラシやワイパー、マイクロファイバークロス等を使い、細かい目の間の汚れをかき出します。

 

浴室の排水溝

 

<あると便利な道具>
 塩素系漂白剤
 パイプクリーナー
 クエン酸スプレー
 ブラシ
 メガネ・マスク

 

浴室の風呂釜や床面はこまめに掃除することがあっても、排水溝は見落としがちな場所です。放っておくとイヤな匂いが発生するため、この機会にしっかり掃除しましょう。

 

排水溝の水垢、石鹸カスなどはクエン酸スプレーを使い、ブラシでこすると楽に取れます。カビは塩素系漂白剤をスプレーし、1時間ほど放置すると効果的です。飛散や刺激臭を防止するために、必ずメガネやマスクをしてスプレーしましょう。

 

パイプに詰まった髪の毛は、髪の毛のタンパク質を溶かして除去するパイプクリーナーがおすすめです。浴室の排水溝と同様に、洗面所の排水溝も掃除しておくと良いでしょう。

 

玄関まわり

 

<あると便利な道具>
 ほうき
 雑巾
 重曹水

 

年末年始に来客があるご家庭も多いのではないでしょうか?玄関は毎日使う場所ながら、「どうせ汚れるから」と後回しにしがちです。

 

まずはほうきで砂埃やホコリなどを掃き出します。次に薄めた重曹水をスプレーして5分ほど放置、雑巾で汚れを拭き取ると見違えるようにきれいになります。

 

まとめ

 

年末に必ず掃除をしておいた方が良い箇所をご紹介しました。大掃除に取り掛かる前に、掃除が必要な場所をリストアップしておきましょう。この一手間をかけることで、揃える必要がある掃除道具や、掃除にかかる作業時間が想定できます。

 

また、大掃除中にどうしても汚れがひどくて落ちない場所は、プロのクリーニングに依頼するもの一つの手です。とくにエアコン内部のカビや汚れは解体しないと除去しづらいため、本格的に使用する前に業者へ依頼することをおすすめします。

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