工期短縮リフォーム商材のあれこれ
2020年10月30日
リフォームの工期は以下のような要因で短くなったり、長くなったりします。
・リフォームの工法
・リフォームの商材
・リフォーム会社の職人の技術力
リフォームの工期を短縮できれば、工事にかかるコストも削減できる場合があります。今回はリフォーム商材に焦点を当て、具体的に短縮できる日数について解説します。
【外壁材】サイディング(乾式工法)
リフォームにかかる日数のめやす:8~19日
外壁材のリフォーム工法は、湿式工法と乾式工法の2種類に分けられます。湿式工法はモルタルや土壁剤などの塗り壁剤を水と混ぜて練り合わせ、刷毛やコテなどで下地材の上から塗装して仕上げる工法です。日本の伝統的な外壁材であるモルタル等の土壁に使用されています。
一方の乾式工法は、工場等で大量生産されている建材を組み立てて貼り付けたり、引っ掛けたりして下地材の受けから取り付ける工法です。おもに外壁材にサイディングを使用するときに採用されています。一般的に湿式工法よりも乾式工法の方が工期を短縮できます。
乾式工法で既存住宅の外壁カバー工法※でサイディングを施工する場合、トータルの日数は約8~19日かかります。※既存壁材の上から新しい壁材を貼り付ける工法
湿式工法は塗り壁材の乾燥が天候や気候に左右されるため、乾式工法よりも時間がかかります。
【屋根材】ガルバリウム鋼板(屋根カバー工法)
リフォームにかかる日数のめやす:7日前後
屋根カバー工法とは、既存の屋根の上から新しい金属屋根を貼り付けるリフォームのことです。日本瓦やスレート屋根を、軽量で耐久性能に優れたガルバリウム鋼板に交換する際のリフォームに使用されています。
葺き替えと比べて既存屋根材の撤去にかかる工期が節約できるため、早ければ1週間以内にリフォームが完了します。
【床材】フロアタイル
リフォームにかかる日数のめやす:半日
現在の日本の住宅では、床材にフローリングを使用するのが一般的です。6畳の部屋のフローリングを新しいフローリングに張り替える場合、リフォームにかかる日数は1日、費用は使用するフローリングの種類にもよりますが、8万円~17万円がおおよそのめやすとなるでしょう。
既存のフローリングをより短い工期、より安い費用でリフォームする方法には、フロアタイルの使用がおすすめです。フロアタイルとは塩化ビニール素材の床材で、表面に木目調や大理石調などのデザインが施されています。
専用の接着剤や両面テープで簡単に施工ができるため、リフォームにかかる日数が半日ほどで済み、DIYでも施工が可能です。
【浴室】ユニットバス
リフォームにかかる日数のめやす:5日以内
浴室のリフォームにかかる工期は「在来工法」と「ユニットバス」で大きく異なります。在来工法とは、壁や床のタイル、浴槽、水栓金具を1つずつ選んで組み合わせる浴室のことです。また、ユニットバスはあらかじめ浴室の壁や床、天井、浴槽がセットで製造されており、それらを施工現場で組み立てる浴室のことです。
在来工法からユニットバスへのリフォームは約4~5日、ユニットバスからユニットバスなら1日で完了することもあります。在来工法はデザインの自由度が高いものの、各部材を一から作る必要があるため、リフォームにかかる日数はユニットバスよりも長くなります。
まとめ
工期短縮が可能なリフォーム商材について解説しました。
アイギハウジングは岐阜県瑞浪市・恵那市・中津川市エリアを中心に、住まいのリフォームの豊富な実績がございます。お客様のスケジュールやご予算に合わせ、工期の短縮や費用の節約についてもご提案可能です。
ぜひお気軽にご相談ください。