リフォームコラム
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寒さと健康の関係

2019年12月15日

家が寒いとさまざまな病気の原因になることをご存知でしたか?「冬は寒くて当たり前」という認識では、重大な健康リスクを引き起こす可能性があります。毎年冬になると家が寒い、家族を病気から守りたいという方は、ぜひ寒さ対策のリフォームをご検討ください。

 

今回は家の寒さと健康の関係についてお伝えします。

 

 

家の寒さに潜む健康リスクとは

 

家が寒いと健康にどんな影響を与えるのでしょうか?冷え性になる、風邪を引きやすくなる……など、いろいろな健康リスクが考えられますが、もっとも深刻なものに「ヒートショック」があります。ヒートショックは、暖かい部屋と寒い部屋との温度差で血圧が急激に変動し、心筋梗塞や脳卒中を起こす健康リスクのことです。

 

厚生労働省の調査によると、1年間に全国で1万9,000人もの人が入浴中のヒートショックが原因で急死したと報告されています。
参考:平成25(2013)年度「入浴関連事故の実態把握及び予防対策に関する研究」

 

古い日本の寒い家は、すなわち健康リスクがある家と言っても過言ではありません。冬でも快適に過ごせる室温は「18℃以上」とされており、18℃を下回ると次のような健康リスクが高まります。

 

 室温16℃以下  呼吸器系疾患
 室温9℃~12℃  血圧の上昇、心臓血管の疾患
 室温5℃以下  高齢者の低体温症

 

室温5℃以下は、冷蔵庫の冷蔵室に相当する寒さです。高齢者の方ほど「寒さは厚着で我慢すれば良い」「電気代がもったいないから暖房は使わない」などの考えに陥りがちで、健康リスクを引き寄せてしまいます。

 

安らぎの場所である自宅が寒いために、健康リスクを引き起こしてしまっては元も子もありません。寒さから家族の身を守り、健康で快適な生活を送るには家の「断熱リフォーム」がおすすめです。

 

冬の寒さは断熱リフォームで解決!

 

冬の寒さ対策になる断熱リフォームをご紹介します。

 

・脱衣所・浴室のリフォーム

ヒートショックが起こりやすい脱衣所や浴室は、暖房を設置するだけでも寒さ対策になります。浴室換気暖房機の設置費用は約10万~30万円、工期は約半日が目安です。

より本格的な寒さ対策なら、最新のユニットバスへのリフォームがおすすめです。乾きやすく断熱性の高い素材を使ったユニットバスなら、室外や床下からの冷たい空気の流入を防ぎます。

在来工法のタイル張りの浴室からユニットバスへのリフォームは、費用相場が約90万~120万円、工期は約1週間~10日が目安です。

 

・壁のリフォーム

壁に隙間があると、室内の空気の逃げ道になってしまいます。

最近では壁に貼り付けるタイプの断熱材が登場しており、ビスや接着剤で取り付けるだけの簡単リフォームで断熱性能をアップさせることができます。

断熱材のうちもっともコストパフォーマンスに優れているのが「グラスウール」で、6畳2面の壁で工事費用は10~20万円、工期は1日が目安です。

 

まとめ

 

寒さと健康の関係、寒さ対策に役立つリフォームについてお伝えしました。今回ご紹介した断熱リフォームは補助金制度が利用できる場合があり、工事費用を抑えることができます。国や自治体の補助金制度のホームページで、利用できそうな制度があるか確認してみましょう。

 

岐阜県瑞浪市・恵那市・中津川市エリアで冬の寒さ対策のリフォームをご検討の方は、ぜひアイギハウジングへご相談ください!お客様のご希望やご予算に合わせた寒さ対策のリフォームをご提案させていただきます。

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