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家財保険って必要?どの位加入したら良い

2022年2月15日

住宅の購入や賃貸物件の契約では、火災保険と家財保険について知る機会があります。家財保険はその名の通り、家具や家電といった主に室内にある財産を守る保険です。結論を言うと、家財保険には加入しておくことをおすすめします。

 

今回は家財保険の基礎知識や、補償内容について解説します。

 

 

家財保険とは?火災保険との違い

 

家財保険について説明する前に、まずは火災保険について理解を深めておきましょう。火災保険とは、自然災害や偶発的に起きた事故によって建物や家財が損傷を受けたときに補償する保険です。

 

一方、家財保険は建物の中にある家具や家電などの家財を対象としています。火災保険が「建物のみ」あるいは「建物と家財」を補償するのに対し、家財保険は建物内の家財を補償する保険です。

 火災保険……「建物のみ」もしくは「建物と家財」を補償
 家財保険……「家財のみ」補償

 

つまり、災害で建物内の家財が被害を受けた場合、建物のみ補償の火災保険に加入している人は、当然ながら家財の補償が受けられません。賃貸物件の契約では、建物の火災保険はオーナー(大家)が加入しているため、賃借人は建物内にある賃借人の所有する家財を守る家財保険に加入します。

 

家財保険に加入すべき理由

 

「もともと安い家財だから、被害を受けても大丈夫」とお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか?しかし、火災や水害などですべてを失った場合には、もとの状態に戻すために多額の費用が必要です。

 

近年では大雨や台風による被害が深刻化しており、いつ大規模な災害に見舞われるかわかりません。しかも家財保険は家族が増えたり、年齢が高くなったりするにつれて高額になります。火災保険に加入している場合は、補償の対象をいま一度確認しましょう。

 

補償の対象が「建物のみ」の場合は、家財は補償の対象外です。家財保険に未加入の場合は、家財の買い替えにかかる費用をすべて自己負担しなければなりません。つまり、家財保険とは万が一のときに大切な家財を守ってくれる保険なのです。

 

賃貸物件の場合は家財保険に加入が必要

 

賃貸物件の場合、建物部分の火災保険にはオーナー(大家)などの所有者が加入しています。一方、入居者は家財保険とセットで「借家人賠償責任補償」に加入することが一般的です。

 

賃貸物件では、オーナーが所有している物件を賃貸借契約にもとづいて賃借しています。賃貸契約が終了すれば、物件を原状回復して返還する義務があります。賃借人が万が一、火事などを起こして室内に損害を与えてしまうと、オーナーに対して高額な賠償責任を負わなければなりません。

 

そうした費用を補償してくれるのが、「借家人賠償責任補償」です。ただし、賃借人は管理会社やオーナーがすすめる保険会社の商品に加入する必要はありません。複数の保険商品から保険料や補償内容を比較検討したうえで、自分にもっとも適した保険に加入しましょう。

 

家財保険が補償する補償内容

 

家財保険が補償する「災害」は以下のとおりです。

 火災(近隣からの延焼も含む)
 落雷・風災・雹(ひょう)災
 水災
 盗難や偶発的な事故

 

上記の災害や盗難等によって建物の中にある家財が損害を受けた場合、家財保険に加入していれば、買い替えや修理の費用が補償されます。火災は自宅からの出火はもちろん、近隣からの延焼で損害を受けた場合で家財保険が利用できます。

 

また請求漏れしやすいのが「落雷」です。近隣に落雷して家電製品が故障しまった場合にも家財保険が適用されます。ただし、地震は家財保険の補償対象外のため、家財保険とあわせて地震保険にも加入しておきましょう。

 

家財保険が適用されない家財

 

家財には家具や家電製品、衣類あるいは宝飾品などが含まれますが、以下に挙げるものは家財保険の対象外です。

 通貨
 有価証券
 預貯金証書
 クレジットカード等
 ソフトウェア・データ等
 30万円を超える貴金属や美術品等

 

通貨・有価証券・預貯金証書、あるいは重要なデータは、災害によって損傷または消失しても家財保険では補償されません。貸金庫に預けたり、クラウドに保存したりして、災害や盗難の被害を未然に防ぐことが基本です。また家財保険の対象外となる貴金属や美術品等は、動産総合保険という上限額のない保険への加入を検討しましょう。

 

まとめ

 

家財保険と火災保険の違いや、家財保険の補償範囲について解説しました。保険会社によって補償内容が異なるケースが多いため、家財保険に加入するにあたっては補償内容についてよく確認しましょう。

 

補償内容と保険料のバランスが自分にとってベストな家財保険を選ぶことをおすすめします。

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