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地震保険はどうして5年ごとに更新するの?

2021年8月30日

マイホームを購入したときに地震に備えたいなら、地震保険への加入を検討しましょう。地震による損害は、火災保険ではカバーすることができないため、火災保険に付帯する形で加入する地震保険が補償します。

 

今回は地震保険の仕組みや保険期間など、加入前に知っておきたい基礎知識について解説します。

 

 

地震保険の仕組み

 

地震保険は地震による津波や火災、損壊などの被害を補償する保険です。国と保険会社が共同で運営する保険であり、補償内容・保険料ともに各社で統一されています。地震保険は火災保険と違って単独で加入することができず、必ず火災保険に付帯する形で加入することになります。

 

火災保険はおもに火災による損害を補償する保険ですが、地震による火災を含めた損害は補償されません。地震に対する備えは地震保険でカバーするしかないのです。ただし、住宅ローンを組む際などに加入する義務がないため、地震保険に加入するかどうかは自分で判断する必要があります。

 

地震保険の保険期間は?

 

地震保険の保険期間は1年ごとに自動的に継続する方式や、最長5年の長期契約があります。ただし、主契約である火災保険の保険期間によって、契約できる保険期間が異なります。たとえば、火災保険の保険期間が10年の場合、地震保険の保険期間は1年ごとまたは5年ごとの自動継続となります。

 

一方で、火災保険の保険金感が3年などの5年以下の場合は、火災保険と同一の3年が最長の保険期間として設定されます。火災保険と地震保険の契約期間の関係をまとめると、以下のとおりです。

 

・火災保険の保険期間が5年以下の場合・・・1年の自動継続または火災保険の保険期間と同一期間
・火災保険の保険期間が5年超の場合・・・1年の自動継続または5年の自動継続

 

なお、損害保険料率算出機構の「火災保険・地震保険の概況」によると、もっとも多い地震保険の保険期間は1年で、次いで多いのが最長の5年契約です。

 

地震保険はいくらまで掛けられる?

 

地震保険の保険金額は、「地震保険に関する法律」に基づき、火災保険の保険金額の30~50%までと定められており、建物は最大5,000万円まで、家財は最大1,000万円が限度額です。

 

そもそも地震の発生を予見することは非常に難しく、万が一地震が発生した場合の被害は甚大となることが予想されます。そのため、地震保険の保険金額には限度額が決められているのです。なお、地震保険は今後発生しうる地震の被害状況を想定して算出され、一定期間ごとに地震保険料が改定されています。

 

地震保険は何年契約がお得?

 

地震保険の1年契約は、1回の保険料支払額が安く抑えられる反面、保険料の支払総額は高くなります。

 

一方で5年英訳の場合は1回の保険料支払額は1年契約と比べて高くなりますが、長期契約で割引率が高く設定されているため、保険料の総支払額が安く抑えられます。前述した保険料の改定の影響を受けにくいのも5年契約のメリットです。

 

まとめ

 

地震保険の仕組みや保険期間、保険金額の上限について解説しました。地震保険の保険期間は最長5年で、保険期間は主契約たる火災保険によって1年~5年で設定されます。1年契約、5年契約ともに1回あたりの保険支払額および総支払額でメリット・デメリットがありますので、建物の状況や地震リスクを考慮して保険期間を判断しましょう。

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