リフォームコラム
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凍結防止の対応策

2022年1月31日

家の中でも凍結に気をつけるべき場所は水道管です。年末が近づくと、日本列島の大部分が寒波に見舞われます。寒冷地でなくとも油断は禁物です。水道管が凍結すれば朝から水が使えなかったり、氷が膨張して水道管が破裂したりします。

 

今回は水道管の凍結を防止する方法や、水道管が凍結した場合の対応策について解説します。

 

 

家の中で水道管が凍結しやすい場所

 

気温がマイナス4度を下回ると、水道管が凍結しやすくなります。以下に挙げる場所の水道管は、冬場に凍結しやすいため対策が必要です。

 

【建物の日陰にある水道管】
昼間でも日陰になりがちな場所にある水道管は、とくに凍結しやすくなっています。冬場は夕方あたりから早々に冷え込むため、そのぶん気温がマイナス4度まで下がる時間帯が早まります。家の中では北側がもっとも日陰になりがちなので、北側の水道管は凍結防止の対策が必要です。

 

【水道管が露出している場所】
建物の北側以外の場所でも外に露出している水道管は、冬場に冷たい風にさらされます。日中は日が当たって比較的暖かい場所であっても、夕方からの気温の低下とともに冷たい風にさらされれば、水道管が凍結しやすくなります。

 

水道管の凍結を防止する対応策

 

水道管の凍結を未然に防ぐための対応策をご紹介します。

 

【水道管を保護する】
水道管や蛇口に使い古しのタオルや市販の保温テープを巻き付けておくことで、簡単に凍結防止の対策が可能です。使い古しのタオルを使う場合は、水道管に巻きつけたあとに紐やテープで縛って固定します。また市販の保温テープの場合は、発泡面を内側にして水道管にグルグルと巻きつけます。保温テープは4メートルあたり500円程度で購入可能です。

 

【水を出し続ける】
蛇口の水を常に出し続けることで、水道管内の凍結を防止できます。水が常に流れていると熱が一ヶ所に留まらないため、氷点下でも水道管が凍結しづらくなります。出し続ける量は、水の流れが止まらない程度でOKです。ただし、水を出し続けている間は水道料金が発生します。

 

【水道管の水抜きをする】
水道管に水が残っていなければ、当然ながら凍結することもありません。給湯器やボイラーには、凍結防止用に止水栓や水抜き栓が付いています。冬場の冷え込む日は凍結のおそれがあるため、夜寝る前に水抜
きしておくと良いでしょう。
 

【ガス給湯器の凍結防止策】
ガス給湯器のリモコンの運転スイッチをオフにします。リモコンがない場合はガス栓をしっかりと閉めましょう。次に、お湯の出る蛇口から水を出し続けます。流し続ける水の量は、1分間でコップが一杯になるくらいが目安です。追い焚きができる浴槽に水を出し続けると経済的です。

 

水道管が凍結してしまった場合の対応策

 

しっかりと凍結対策をしたつもりでも、強烈な寒波や降雪で水道管が凍結してしまうこともあります。ここでは、水道管が凍結した場合に復旧するための方法をご紹介します。

 

【時間をおいて自然解凍】
自然解凍はもっとも安全かつ水道管に負担をかけない復旧方法です。日が昇って気温が上昇すると、次第に水道管内の氷が溶けて水が流れるようになります。お昼ごろまでは水道が使えませんが、水道管にダメージを与えないためには、とにかく氷が溶けるのを待つのがベストです。

 

【水道管をぬるま湯で温める】
朝から使用することが多い洗面所やトイレは、氷が解けるお昼まで待つというわけにはいきません。急いで水道を使う場合は、ぬるま湯とタオルでゆっくり水道管や蛇口を温めます。蛇口や水道管にタオルを巻きつけ、その上からお湯をゆっくりと全体的にかけてください。蛇口をひねって水が出てくるようであれば、解凍できています。この方法で解答する場合、熱湯は厳禁です。熱湯を凍結した水道管にかけると急激な温度変化により、水道管が破損する危険性があります。

 

【業者に復旧を依頼する】
自然解凍やぬるま湯でも水が出てこないようであれば、専門業者に連絡しましょう。専門業者に水道の復旧を依頼する場合、費用の相場は1ヶ所あたり8,000円~20,000円程度です。費用は作業時間や凍結の状態によって変動します。水道管が凍結で破損している場合は自分で対処するのではなく、必ず専門業者に相談してください。

 

まとめ

 

水道管の凍結防止策や、万が一凍結した場合の対応策をご紹介しました。あまり雪が降らない地域でも、寒い冬場になれば水道管が凍結するおそれがあります。何より、水道管の凍結を未然に防ぐことが大切です。

 

夜間から早朝にかけて冷え込みが予想される日には、予防策を施して凍結を防止しましょう。

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