リモートワークが出来るスペースにリフォーム
2022年5月15日
働き方改革や新型コロナの影響があり、リモートワーク・テレワークを導入するケースが増えています。ご自宅にリモートワークを設ける必要に迫られた場合、どこから手を付けたら良いのでしょうか?
今回はリモートワーク用のワークスペースを作るリフォームについて解説します。
ワークスペースの異なる2つのコンセプト
在宅勤務用のワークスペースは、現在の家の広さやご家族との距離感を考えながら、適した場所に設けるのがコツです。ワークスペースには、大きく分けて2種類のコンセプトがあります。
1.リビング等の一角に設けるオープンタイプ
2.個室を作るクローズタイプ
まずオープンタイプはリビングやキッチンなどの一角を間仕切り、仕事用のデスクを置いてワークスペースとするコンセプトです。パーテーションやカーテン、造作壁などで空間を仕切れば、オープンタイプのワークスペースが完成します。間仕切りを可動式にすることで、状況に応じて空間の使い分けもできます。個室の余裕が無い方や、家族の気配を感じながら仕事をしたい方におすすめです。
一方のクローズタイプは、いわゆる書斎です。空いている居室をまるごと作業部屋とし、デスクや棚を設置することでワークスペースになります。一室が空いていない場合は、押入れやウォークインクローゼットをリフォームして、ワークスペースにすることもできます。プライベートと仕事のオン・オフを大事にしたい方や、空き部屋を活用したい方におすすめです。
ワークスペースを作るためのおすすめリフォーム
オープンタイプのワークスペースを作るリフォーム例について、費用の相場を含めてご紹介します。
おすすめ1:スペースを区切る間仕切り
【費用の相場】1万円~25万円
一口に間仕切りといっても、素材や機能でさまざまな種類があります。ワークスペースづくりに活用される具体的な間仕切り材は以下のとおりです。
- パーテーション・パネル(1万円~10万円)
- 造作壁(8万円~25万円)
- アコーディオンカーテン(2万円~8万円)
- ロールスクリーン(1万円~3万円)
どれくらいのスペースを区切るか、どの程度の防音性を確保したいかで最適な素材を決めると良いでしょう。
おすすめ2:壁紙・クロスの張り替え
【費用の相場】1,000円~5,000円/㎡
リモートワークに集中できるように、壁紙は白やベージュなどの落ち着いたカラーがおすすめです。壁紙クロスに防音性や消臭効果、調湿効果があると、より快適なワークスペースづくりができます。またWeb会議の対策として、背景壁をアクセントクロスやおしゃれなデザインのクロスに張り替えたりするのも良いでしょう。
おすすめ3:内窓(二重窓)の設置
【費用の相場】8万円~15万円/箇所
ワークスペースづくりで重要な防音の強化には、内窓を設置して二重窓にするリフォームがおすすめです。防音性のみならず断熱性も向上するため、冷暖房効率アップで光熱費の節約もできます。
おすすめ4:コンセントの増設
【費用の相場】5,000円~1万円/箇所
新たにワークスペースを設けるにあたり、コンセントの増設が必要になる場合があります。PCやディスプレイ、スマホあるいはLANなど利用シーンも多いため、あらかじめ増設しておくと良いでしょう。
まとめ
リモートワーク用のスペースを作るリフォームについて解説しました。現在のご自宅の空きスペースやご家族との距離感、ライフスタイルなどを考慮して、快適かつ集中して仕事ができるワークスペースを作りましょう。
アイギハウジングでは、在宅ワークに伴うお部屋のリフォームを承っています。ご依頼に沿ったリフォームのプランを提案させていただきますので、ぜひご相談ください。