リフォームを考え始める時期・タイミングは?
2023年1月15日
新築も時間が経つと、家のあちこちが老朽化して不具合が発生します。不具合を放っておくと劣化が進んだり、事故の原因となったりするため、定期的なリフォームが必要です。また家族のライフスタイルの変化や、より住みやすい環境づくりを目的としたリフォームもあります。
今回はリフォームを考え始める時期やタイミングについて解説します。
築年数でリフォーム
家を新築もしくは購入してから数年が経過すると、各所に劣化や不具合が生じてきます。見た目にはわからなくても、調べてみたら劣化が進んでいたというケースも少なくありません。
築年数から判断して、各部分のリフォームが必要になる時期は以下のとおりです。
築5年・・・フローリングのワックスの塗り替え、襖の張替え、畳の裏返し
築10年・・・室内壁紙の張り替え、外壁の塗り替え、ガスコンロの交換、給湯器の交換
築15~20年・・・金属屋根の張り替え、水・ガスまわりの補修、
築20~30年・・・スレート屋根の張り替え、外壁の張り替え、給排水の交換
これらはあくまでも一例であり目安です。劣化が見られたときには早急に修理・補修を行いましょう。
劣化症状を見てリフォーム
家の各部分に劣化症状が見られたら、すぐにリフォームするという方法もあります。
以下は、家のおもな場所の劣化症状をまとめたものです。
床・・・大きなキズや凹み、きしみ、畳の変色
内壁・・・大きなキズや凹み、クロスや塗装の剥がれ
窓サッシ・・・窓ガラスにヒビ、開閉に支障がある
キッチン・・・各設備の不具合、水洗や配管からの水漏れ
浴室・・・床・壁のヒビ、ドアの建て付けが悪い、冬場に寒い
トイレ・・・水漏れ、各設備の不具合、床の変色
外壁・・・ひび割れ、塗装剥がれ、チョーキング、コーキングの剥がれ、カビやコケ
屋根・・・雨漏り、塗装剥がれ、チョーキング、コーキングの剥がれ、カビやコケ
玄関ドア・・・開閉に支障がある、塗装剥がれ
屋根や外壁、床下など目視が難しい場所は、専門の業者に点検を依頼しましょう。5年ごとに定期点検を行い、問題の有無を確認することが大切です。
ライフスタイルの変化に合わせてリフォーム
家族が増えたり、子供が独立したりといったライフスタイルの変化により、リフォームが必要になる場合もあります。たとえば子供部屋が必要になったとき、最初から空室があれば問題ありませんが、ない場合は間取りを変更しなければなりません。この場合はリビングの一角を間仕切りして、子供部屋にするリフォームが活用できます。
さらに子供が独立して夫婦二人だけで住むとなった場合、築年数による劣化と合わせて、大規模なリフォームを検討するのも良いでしょう。夫婦の老後生活も視野に入れ、バリアフリーや断熱化に対応したリフォームがおすすめです。
家の使い勝手を良くしたいときにリフォーム
家の老朽化やライフスタイルの変化に限らず、より住みやすい環境づくりのためのリフォームもあります。冷暖房効率を高めるために窓を断熱化する、タイル張りの浴室をユニットバスにする、キッチンを壁付タイプから独立タイプにするなどです。
家族みんなで意見を出し合い、より快適な住まいにするためのリフォームを考えてみましょう。
まとめ
リフォームを考え始める時期・タイミングについて解説しました。工事内容によっては高額な費用がかかったり、1ヶ月以上の工期がかかったりすることもあります。リフォームの必要に迫られたら、できるだけ早く施工会社に相談しましょう。
アイギハウジングは、ご家族のご要望に合ったリフォームをご提案いたします。地域密着型の施工会社ですので、大手メーカーにありがちな中間マージンは発生しません。ぜひお気軽にご相談ください。