トイレの臭いを何とかしたい!芳香剤でごまかさない方法とは
2021年9月15日
トイレのイヤな臭い、芳香剤でごまかしていませんか?芳香剤で一時的にごまかせたとしても、その発生源から取り除かないと、イヤな臭いは消えないままです。
今回はトイレのイヤな臭いの主な原因や、原因ごとの対処法について解説します。
トイレのイヤな臭いの原因
トイレのイヤな臭いのおもな原因は以下のとおりです。
1.飛び散った尿のアンモニア臭
2.頑固な尿石のアンモニア臭
3.トイレタンクに付着したカビの臭い
4.つまりや水漏れによる下水の臭い
「目につく汚れは掃除したはずなのにそれでもトイレが臭う」という場合、上記の4つがニオイの発生源と考えられます。臭いのタイプに合った適切な対処法を実践し、清潔で気持ちの良いトイレ空間を手に入れましょう。
トイレの臭いは発生原因に合った掃除で解決!
トイレの臭いは、その臭いの原因に合った掃除をすることで解決できます。前項で触れた4つの臭いの発生原因ごとに、効果的な掃除の方法を解説します。
1.飛び散った尿のアンモニア臭を掃除する方法
男性が立って用を足す場合、トイレの床や壁に尿の飛沫が無数に飛び散っています。尿の飛沫を放置していると、数時間で雑菌が繁殖してアンモニア臭が発生します。便器はしっかり掃除していても、床や壁に飛び散った尿の汚れまでは掃除しきれていないというケースは少なくありません。
トイレの掃除をするときは必ず床と壁もセットで掃除するようにしましょう。トイレ用の中性洗剤で濡れ拭きするか、トイレのお掃除シートを使う方法がおすすめです。最後に、換気扇を回しながら乾拭きして仕上げます。
2.頑固な尿石のアンモニア臭
便器のフチにできる頑固な黄ばみは、尿石によるものです。鼻につくアンモニア臭が特徴で、長く放置した尿石はこすり洗でも落ちません。また便器の内側だけでなく、便器とウォシュレットの接合部分にも尿石ができる場合があります。
尿石は酸性のトレイ用洗剤か、クエン酸水+重曹で除去します。クエン酸水は、水100mlあたりクエン酸大さじ1/2が目安です。尿石にクエン酸水を吹きかけ、その上から粉末の重曹をふりかけて30分ほど放置すると除去しやすくなります。
3.水まわりや換気扇のファンに付着したカビの臭い
トイレがカビ臭いと感じたら、トイレタンク内にカビが発生している可能性があります。タンク内は見落としがちで、常に水がある状態なのでカビが発生しやすい場所です。
トイレタンク内のカビはフタを外して中性洗剤をかけ、使い古しの歯ブラシ等で擦り落とします。
4.つまりや水漏れによる下水の臭い
トイレから下水の臭いがする場合は、便器に溜まっている水(封水)の不足により、下水管から臭いが上がってきている可能性があります。旅行などで2~3日トイレを使わないでいると、封水が自然に蒸発して水量が少なくなます。これが、下水の臭いがトイレに上がってくる原因となっているのです。
数日間トイレを使っていなかった場合は、一度トイレの水を流して換気扇を回し続けます。この方法で臭いが解消されない場合は、排水管トラブルも考えられるので、早めに専門業者に相談しましょう。
掃除をしてもトイレの臭いが取れなかったらプロに相談
ここで紹介した方法を実践してもトイレの臭いが解消されない場合は、専門業者に依頼しましょう。洗剤では落とすことが難しい汚れや原因不明のイヤな臭いも、プロの技術で解決してくれます。トイレのクリーニングの費用は、8,000円~1万円が相場です。
また、トイレの床や壁紙が古くなっている場合は、張り替えリフォームを検討しましょう。
まとめ
トイレの臭いの根本原因と、臭いを解消する掃除のコツを解説しました。トイレの掃除をプロに依頼する場合は、利用者の口コミなどから実績と料金して、安心して依頼できる業者を選びましょう。
アイギハウジングは、岐阜県恵那市、中津川市、土岐市を中心にリフォームを承っております。トイレの臭いや補修についてお悩みや疑問点がありましたら、ぜひ当社までご相談ください。