リフォームコラム
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サイディング外壁材は洗っていいの?ダメなの?

2016年8月24日

1.用意するものはホースと中性洗剤、

 

レンガ造りのような高級感あふれるデザインのサイディング外壁材ですが、その形状から溝にコケがつきやすく汚れがたまり、経年変化で色調の変化や汚れが気になりやすくなることがあります。こんな時、まず考えるのは水で汚れを落として壁を洗うことですが、サイディング外壁材は水洗いしてもいいものなのでしょうか?

サイディング外壁材の汚れが気になった時の対処法についてご紹介します。

 

サイディング外壁材は、家庭にあるものでも洗うことができる?

 

サイディング外壁材の汚れは家庭にあるものを使用して、丸洗いすることが可能です。用意するものはホースと中性洗剤、カビ取り剤、バケツとブラシ、雑巾です。

 

壁にホースで水をかけてある程度の大きな汚れやゴミを洗い流し、中性洗剤を薄めた水をバケツに用意し、汚れをブラシでこすりとるだけでもキレイになります。また溝の部分はブラシだと傷めやすいため、雑巾で優しく汚れを落としていくのがお勧めです。ある程度キレイになったら、気になる溝の部分にカビ取り剤をつけておけば完成です。

 

家全体をキレイにすることは難しいものの、手の届く範囲内に汚れやコケ、カビなどがある場合は気になるところだけでもきれいに汚れを落としておくと気持ちがいいもの。汚れがひどくなり落としにくくなる前に、こまめに掃除しておきましょう。ただしあまり強くこすると外壁材を傷める恐れがあるため、優しくお手入れするのがお勧めです。

 

もっと簡単にお手入れする場合は、藻やコケ専用クリーナーを使う

 

サイディング外壁材についている藻やコケの洗浄をする場合は、専用クリーナーを使うことで簡単に除去することができます。ローラーで外壁に専用クリーナーを塗布し、細かい部分にはスプレータイプのものを吹きかけておきます。藻・コケ専用クリーナーを気になる部分に塗布し、2週から約1カ月程度放置するだけで藻やコケがなくなりキレイになります。

 

サイディング外壁材専用のクリーナーを使ってみよう

 

サイディング外壁材専用のクリーナーも、外壁を洗浄したい時に役に立つアイテムです。コケや藻を専用クリーナーで落とした後に、外壁の溝にたまった汚れをこの専用クリーナーでしっかり洗うとさらに見た目が美しくキレイになります。手の届く範囲なら中性洗剤を使って洗う時と同じように、水で薄めた専用クリーナーを使ってブラシで汚れを落としていきます。少し高い部分には、高所用ブラシを使って落としていくとよいでしょう。

 

専用クリーナーを使う場合もやはり強くこすりすぎると外壁を傷めてしまうため、優しく汚れをこすり落とし、やわらかい溝の部分は雑巾を使って汚れを落としていくようにしましょう。

 

高圧洗浄機は使ってもいい?

 

高圧洗浄機はプロも用いる洗浄機械で、汚れが簡単に落ち大変便利な道具ですが、圧をかけて汚れを落としていくため外壁材を傷めやすくなることがあります。また高い部分の洗浄もしやすい分、軒天にある通気口へ水を入れてしまうことがあり、そこから建物内に水を入れてしまう恐れもあります。

 

プロが使用する分には建物の養生や一カ所に圧をかけすぎないなど高圧洗浄時のノウハウを心得ているため安心できると思いますが、高圧洗浄機を使い慣れていない場合はあまりお勧めできる洗浄方法ではありません。

 

もしも使用する場合は水を入れてはいけない場所にはしっかりと養生を行い、洗浄によって傷めそうな部分には水を当てすぎないことなどに注意するようにしましょう。特にシーリング部分は高圧洗浄機で洗うと傷めやすいため、直接水を当てないようにすることがお勧めです。

 

背の届かないところは、プロに任せよう

 

2.脚立やはしごを使って洗う方法

背の届かないところに汚れがたまっている場合は、無理せずプロの手を借りることをお勧めします。脚立やはしごを使って洗う方法もありますが、足を踏み外して落下する危険があり、さらにこの方法では時間がかかってしまうためあまりお勧めできる方法ではありません。

 

また背の届かない高い部分には軒天の通気口があり、ここに水を入れてしまうと建物内の湿気の原因となり、構造材や防水シートを傷めてしまうことがあります。自分の手が届かないところにある汚れは、無理せずプロの洗浄業者へ依頼することをお勧めします。

 

汚れを落としている途中に傷みに気付いたら

 

3.サイディング外壁材

サイディング外壁材はボードとボードのつなぎ目にあたるシーリングが傷みやすい特徴があります。シーリングには2つの役割があり風雨や水を建物内に浸入させないようにする役割と、建物の揺れを吸収・緩和し地震から家を守る役割とがあります。そのため素材そのものがやわらかく、経年劣化でひび割れしやすい特徴があります。

 

サイディング外壁材を洗浄している時に、もしもシーリングの傷みを発見したらそのままにせず、打ち替えや打ち増しをすることをお勧めします。ひび割れの部分から風雨により水が浸入すると、建物を傷める原因になってしまうため、気付いたら早めにメンテナンスしておきましょう。

 

サイディング外壁材の汚れに気付いたら、まずは手近にあるものでさっと汚れを落としておくようにするのがお勧めです。日々の手入れ次第で外壁材の持ちも変わってくるため、気になるところはこまめにお手入れしておきましょう。ただし手の届かないところにある汚れは無理せず、プロに汚れを落としてもらうのがお勧めです。

 

洗浄方法や洗浄材・機械のメリットやデメリットを把握して、ぜひ最適なお手入れで家を長持ちさせる工夫をしていきましょう!

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