リフォームコラム
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キッチンの交換のタイミングとスタイルの選択

2023年3月15日

毎日使うキッチンをいつリフォームするか、修理で済ませたほうがいいのかなど、悩むことも多いはずです。

 

今回はキッチンの交換のタイミングや、スタイルの選択のポイントについて解説します。

 

 

キッチンの交換を考えるタイミング

 

まずはキッチンの交換を考えるタイミングとして、目安になるポイントを解説します。

 

①新調してから10年以上が経過

キッチンの耐用年数は、新調してから10~20年が目安です。使い方やメンテナンスの頻度によるものの、10年を経過すると各所に不具合が生じます。たとえば、ガスコンロが使えなくなった、レンジフードから異音がする、水栓からの水漏れといった症状が挙げられます。不具合を部分的に修理しながら使い続けることもできますが、古いキッチンの場合は対応部品がないケースも少なくありません。各設備の修理では対応しきれなくなったら、キッチン全体の交換のタイミングと考えて良いでしょう。

 

②ライフスタイルが変化した

家族のライフスタイルの変化も、キッチンの交換を考えるタイミングのひとつです。たとえば、家族が増えて洗い物に時間がかかる場合、食洗機付きのキッチンに交換すると家事の効率化を図れます。また小さいお子さんがいらっしゃるご家庭であれば、ガスコンロよりもIHのほうが安全です。近い将来のライフスタイルの変化に備え、今からキッチンの使い勝手を良くしておくのがおすすめです。

 

③機器が故障した

キッチンの耐用年数は10~20年が目安と説明しましたが、ガスコンロやレンジフードなど、設備によって耐用年数は異なります。また、よく使う設備と普段あまり使わない設備とでも、修理が必要になるタイミングは異なります。各設備によって故障するタイミングは一律でないため、1ヶ所が故障したら思い切って全体をリフォームするのがおすすめです。故障するたびにこまめに修理するよりも、一気にリフォームしたほうがかえってコストの節約になります。

 

キッチンのスタイルはどれが良い?選び方のポイント

 

システムキッチンは、「壁付け型キッチン」「アイランド型キッチン」「ペニンシュラ型キッチン」の3つのスタイルに分けられます。

ここでは、交換するタイミングで考えたいキッチンの選び方について解説します。

 

 

①省スペースの「壁付けキッチン」

【費用の目安:50万円~100万円】

壁付けキッチンは、従来型の壁と対面するキッチンのスタイルです。限られたスペースを有効活用して、リビングやダイニングを広くしやすいというメリットがあります。狭小住宅であってもキッチン周りのスペースに余裕ができるため、収納を増やすこともできます。デメリットとしては、リビングやダイニングからキッチン周りが丸見えになることです。キッチン周りが散らかっていると見苦しい印象を与える可能性があるため、常に整理整頓、清潔にしておくことを心がけましょう。

 

②おしゃれな「アイランドキッチン」

【費用の目安:150万円~200万円】

アイランドキッチンは「島」という言葉の通り、四方が壁から離れた場所に設置されたキッチンを指します。開放感があるため作業しやすく、ダイニングやリビングの様子を見ながらお料理ができるというメリットがあります。何より、現代的でスタイリッシュなデザインのため、アイランドキッチンに憧れる人も多いようです。ただし、設置するためには広いスペースが必要で、余裕のある空間にするには設計の段階で工夫しなければなりません。また他のキッチンに比べて、交換のリフォームの費用が高いこともデメリットと言えるでしょう。

 

③おしゃれ&省スペースの「ペニンシュラキッチン」

【費用の目安:60万円~100万円】

ペニンシュラキッチンは、キッチン本体の左右どちらかが壁に接しているスタイルのキッチンを指します。ペニンシュラは「半島」という意味で、カウンターが半島のように突き出たレイアウトが特徴です。設置に広いスペースを必要とせず、なおかつ家族とのコミュニケーションも取りやすいため、壁付けとアイランドのいいとこ取りのキッチンが作れます。

 

まとめ

 

キッチンの交換のタイミングと、リフォームするキッチンのスタイルの選び方について解説しました。

 

アイギハウジングでは、キッチンのリフォームのご依頼を承っています。お客様のご要望やご家族のライフスタイルにピッタリのキッチンをご提案いたしますので、ぜひお気軽にお問い合わせください!

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