リフォームコラム
--Column--

じゅらく壁のカビ汚れ・ヒビ対策はこの方法で解消!

2016年9月28日

%e6%b6%88%e6%af%92%e7%94%a8%e3%82%a8%e3%82%bf%e3%83%8e%e3%83%bc%e3%83%ab

 

経年変化で室内を薄暗い雰囲気にしてしまう、じゅらく壁の劣化。これもひとつの味わいとして見られればいいのですが、じゅらく壁は和室の室内に施工されていることが多く、家具の配置によって日焼けしているところと日焼けしていないところがくっきりと分かれてしまっていたり、じゅらく壁についたカビが湿気臭いイメージを与えてしまったりと、他の自然壁に比べて劣化した際のイメージが暗い印象になりがちに……。

 

そこでじゅらく壁の劣化が気になってきた時に、どんなお手入れ方法があるのかをご紹介したいと思います。

 

じゅらく壁の「カビ」対策におススメなのが、消毒用エタノール

 

%e6%b0%b4%e5%88%86%e3%82%92%e3%81%97%e3%81%a3%e3%81%8b%e3%82%8a%e7%b5%9e%e3%82%8a%e5%88%87%e3%81%a3%e3%81%9f%e5%9b%ba%e3%81%84%e9%9b%91%e5%b7%beカビ退治用のグッズを買わずに、ご自宅にあるもので手軽にカビ対策できる方法があります。それは「消毒用エタノール」を使う方法です。特にカビ除去・殺菌能力が高いと言われているのが、70~80%濃度の消毒用エタノールです。これをスプレー容器に入れてじゅらく壁にシュシュッと吹きかけるだけでも、カビを除去するのに効果的です。

 

カビは糸状の構造を持つ菌糸が錯綜した菌類のため、雑菌を消毒するのと同じように消毒用エタノールがよく効きます。消毒用エタノールは細菌の持っているタンパク質を変性させることができ、これが殺菌作用として働いてくれるのです。

 

じゅらく壁でカビの気になるところがあれば、消毒用エタノール・スプレーをシュシュッと吹きかけ、しばらくしてから固くしぼった雑巾で静かにふき取ります。その後、もう一度消毒用エタノールを吹きかけておけばカビ対策は完了です。

 

ちなみに水だけの雑巾でじゅらく壁を拭いてしまうと、カビに水分を与えてしまいカビを増殖させる原因にもなってしまいます。また壁に水分がしみこむと同時に汚れも壁が吸収してしまうため、汚れがとりにくくなってしまいます。くれぐれも水拭きは厳禁!

ぜひ殺菌作用の高い消毒用エタノールを使って、水分をしっかり絞り切った固い雑巾を使ってお手入れしてみてください。ちなみにじゅらく壁だけでなく、お風呂のカビ掃除にも効果的ですよ。

 

カビだけでなく「ヒビ」が気になる方は、チャフウォールがお勧め!

 

%e3%83%9b%e3%82%bf%e3%83%86%e8%b2%9d%e6%ae%bbチャフウォールはホタテの貝殻成分から作られた、天然100%の自然派壁材です。この壁材には空気中に漂う有害物質の吸着作用や、タバコやペットの匂いなどの消臭作用、湿度を吸って適度に放出する吸放湿作用、抗菌作用、防火作用とさまざまな機能が期待できる優れた壁材です。

この壁材がじゅらく壁のカビやヒビ対策に効果を発揮します。

 

なぜこの壁材がカビ対策にもヒビ対策にも効果的なのかというと、その成分に秘密があります。

 

チャフウォールの成分は80%がホタテ貝殻粉末。貝殻を海でよく拾う方ならご存じかもしれませんが、貝殻は拾った後特別きれいに拭いたりしなくても、長年その白さを保ち美しいまま保存できるものが多くあります。ホタテ貝殻はまさにその代表で、ホタテ貝殻粉末はカビ抵抗性が高いだけでなく、大腸菌・黄色ブドウ球菌に対しても殺菌効果があることがわかっています。

 

大分前に拾った貝殻が美しいまま残るように、チャフウォールを塗布した壁も長い間その美しさを保ってくれる壁材です。またチャフウォールは壁の上からそのまま塗ることができるため、じゅらく壁に入ったヒビもしっかりカバーしてくれます。

 

損傷が激しい場合は、じゅらく壁の塗り替えも検討してみましょう

 

ただしじゅらく壁の一部が損傷し、壁そのものがはがれ落ちてしまっている場合は上から補修するだけでは間に合わないことがあります。そのような場合は古い壁を一度すべて撤去してしまい、新しくじゅらく壁を塗り替えるのがお勧めです。

 

ポロポロと壁が剥がれ落ちるようになってきたじゅらく壁は土台そのものが崩れやすくなっているため、上から塗料を塗ったことが刺激となり、剥がれ落ちる量が却って多くなってしまうことがあります。地盤の弱い土壌に雨が降ると土砂崩れが起こりやすくなるように、古い壁が新しい塗料の水分を吸収し、崩れやすくなってしまうからです。

 

多少のヒビ割れ程度なら上から塗料を重ねるだけでも効果がありますが、壁そのものが傷んでしまっている場合は、ぜひこの機会に塗り替えを検討してみてください。古く傷んだじゅらく壁の場合は、上から塗料を塗るよりは塗り替えてしまった方が、結果的に費用も安く抑えられるはずです。

 

じゅらく壁のお手入れで「してはいけないこと」

 

上記の通り、古いじゅらく壁は水分を含むと崩れやすくなるため、普段からじゅらく壁のお手入れをする時は「乾拭き」が原則になります。また水ぶきをしてしまった場合、壁の表面についている汚れが水分とともに一緒に壁の中へ浸透してしまうため、却って汚れがしみこみ取りにくくなってしまいます。更には水分の乾燥スピードの違いにより、輪ジミができてしまうことも……。

 

汚れがあまり気にならない程度なら、壁についているほこりを払い乾拭きする程度にしておくのがお勧めです。もしもカビ汚れが気になるようなら、前述の通り消毒用エタノールを使ってお手入れしてみましょう。

リフォームコラム一覧を見る