リフォームコラム
--Column--

なぜ昔の家は寒いのか

2019年10月31日

「昔の家はなぜ寒いのか」その理由を考えたことはありますか?

 

日本の古い家は夏を快適に過ごすために通気性を高めているものの、冬の寒さ対策が不十分なケースがよく見られます。今回は「実家に帰るとより寒さを感じる」という方や、「好きで古民家を選んだが寒さ対策をしたい」という方に、古い家が寒い理由と具体的な寒さ対策をご紹介します。

 

 

「気流止め」が無いから

 

古い木造住宅が寒い理由の一つが、「気流止め」が無いから。気流止めとは、外気が床下から壁の中に入らないようにするための設備のことです。床下の冷たい空気は室内の空気に温められると、壁の中の隙間を上昇していきます。壁の中の冷たい空気が室内の温度を奪うため、暖房を入れても室内が温まらないのです。

 

冷たい空気が壁の中に入ってくるのを防ぐには、床下や壁の隙間を断熱材で塞ぐ方法があります。比較的新しい物件は、最初から気流止めが不要なツーバイフォー構造を採用していたり、断熱材を入れて壁の中の隙間を塞いだりして断熱性を高めています。

 

隙間が多いから

 

築年数が古い家ほど経年劣化によって建物自体が歪み、隙間が増えてしまいます。家に隙間があれば、室内の暖かい空気が外に逃げたり、冷たい隙間風が室内に入ってきたりして、暖房の効果が薄れてしまいます。

 

さらに、家の隙間を通ってネズミや害虫が発生することもあるため、早期に塞ぐことをおすすめします。

 

断熱材が使用されていないから

 

断熱材は室内の暖かい空気を外に逃さず、また外の冷たい空気が室内に入ってくることを防ぐ役割があります。古い家の場合、断熱材が劣化によって機能していなかったり、そもそも断熱材が使用されていなかったりするケースが少なくありません。

 

家が断熱されていない場合は外の冷たい風が家の中に入ってきて、暖房が上手く効かず、室内が寒いままです。また、いくら室内を暖めようとしても熱が逃げてしまうので光熱費も無駄にかかってしまいます。冬が寒いだけでなく、夏は暑くなる原因にもなるため、家の断熱機能を高める工夫をしましょう。

 

窓にアルミサッシが使用されているから

 

室内の暖かい空気の50%以上は窓から逃げると言われています。日本の家の窓は薄い単板ガラスで、窓枠は熱を伝えやすいアルミサッシが使われていることが多いため、暖房で温めた室内の空気が窓を伝って外気で冷やされるからです。

さらに冬場は室内外の気温差で結露が発生しやすく、放っておくとカビが発生してしまいます。

 

古い家でも冬を暖かく過ごすためには?

 

古い家でも冬を暖かく過ごすためには、どのような対策が有効でしょうか?いくつか具体的な寒さ対策をご紹介します。

 

①窓を断熱リフォームする

もっとも効果的な寒さ対策は、次に挙げるような窓の断熱リフォームをすることです。

・内窓を設置して二重窓にする
・ガラス部分をペアガラスに交換する

 

窓の内側に断熱ブラインド(ハニカムスクリーン)を設置する

 

いずれも工期は1日以内、コストは10万円以内で工事が可能です。室内の暖かい空気が逃げていく窓を断熱することで素早く、手軽に寒さ対策ができます。

 

②壁に断熱材を貼り付ける

壁の断熱リフォームは、「内壁(外壁)を剥がして中に断熱材を充填する方法」と「既存の壁の上から断熱ボードを貼り付ける方法」の2つがあります。もっとも手軽にできるリフォームが断熱ボードの貼り付けです。クロスを剥がして断熱ボードを貼り付け、その上からクロスで仕上げるだけですので、工期もコストもかかりません。

 

③床下に断熱材をはめ込む

床下の断熱リフォームも、壁と同様に「床を剥がして断熱材を充填する方法」と「床下から断熱パネルをはめ込む方法」の2種類があります。床材が経年劣化によってきしみや腐食がある場合は、床のリフォームと併せて行うと良いでしょう。

 

まとめ

 

古い家が寒い理由と、寒さ対策のおすすめリフォームをご紹介しました。岐阜県瑞浪市・恵那市・中津川市エリアで築年数の古い家の寒さ対策をご検討の方は、ぜひアイギハウジングへご相談ください。お客様のご予算に合わせたリフォームをご提案いたします。

リフォームコラム一覧を見る