リフォームコラム
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健康にも、家にも、「ちょうどいい部屋の湿度」を知ろう!

2019年2月25日

欧米各国と比較すると、日本は湿気が多い国として知られています。とはいえ湿気の量は、季節によっても大きく異なります。

 

岐阜県中津川市や恵那市・瑞浪市においては、冬場の外の空気は乾燥しがちです。一方で、洗濯物の室内干しが増え、室内の湿度は上がりやすいという傾向もあります。

 

「冬場は外に干しても乾かないし……仕方がない!」と諦めている方も多いかもしれません。室内の湿度は高すぎても低すぎても、家そのものや家族の健康にダメージを与えてしまう可能性があります。

 

そこで、室内の湿度に影響を与えやすい生活習慣や、チェックの仕方、そして適切な湿度に保つためのコツを紹介します。湿気と上手に付き合ってオールシーズン、快適な暮らしを目指してみませんか?

 

 

乾燥のしやすい冬、室内の過加湿を招く要因とは?

 

岐阜県中津川市や恵那市・瑞浪市を中心としたエリアにおいては、冬場の空気は乾燥しやすくなります。カラカラ空気が原因で、喉や皮膚の不調を訴える方も少なくありません。

 

一方で、室内環境となると、少し話が変わってきます。外の環境とは打って変わって、実は「湿度が高すぎる」ことで、新たなトラブルを引き起こすケースもあるのです。

 

こうした場合、以下のような生活習慣が、日常になっているケースが多く見受けられます。

 

・洗濯物の室内干し
・暖房器具として、石油ファンヒーターやガスストーブを使用している

 

洗濯物の室内干しについては、「温かくて早く乾くから」という理由で、リビングを利用する方も多いのではないでしょうか。洗濯物が乾く過程においては、当然多くの水分が排出されます。すると自然と室内の湿度は、高くなってしまいます。

 

また石油ファンヒーターやガスストーブなど、燃焼によって部屋を暖めるタイプの暖房器具の場合は、室内の湿度を高めます。

 

「外が乾燥しているから」と油断していると、実は室内では過加湿の状態になっているケースも充分あり得ます。

 

過加湿状態のリスクについて

 

「乾燥せずに、しっかり加湿されているのなら良いのでは?」と感じる方もいるかもしれません。しかし、室内の湿度が高すぎると、それはそれで問題です。なぜなら湿度が高い環境の下では、カビの発生リスクが高まってしまうからです。

 

「冬にカビ!?」と意外に感じてしまうかもしれませんが、室内干しをする家では、決して珍しいことではありません。洗濯物はもちろんのこと、壁の内部や窓の近くなど、目立ちにくい場所で徐々にトラブルが進行するケースもあります。

 

室内でカビが発生すれば、住む人の健康にも害を及ぼしてしまいます。特に赤ちゃんや幼児のいる家庭の場合は、注意が必要です。アレルギー症状を誘発する原因にもなるかもしれません。

 

適切な湿度と確認方法は?

 

室内の湿度の状況を確かめるためには、まず、室内の湿度はどの程度であれば最適と言えるのか、という点をしっかりと把握しておくことが大切です。具体的な数字としては、湿度40%〜50%が望ましいとされています。

 

これより低くても高すぎても、家にとっては良い環境とは言えません。特に過加湿については、湿度60%を超えると、急激にカビ発生リスクが高まってしまいます。湿度を下げるためのコントロールが必要となるでしょう。

 

室内の湿度については、「自分でなんとなくわかる」と感じている方も多いかもしれませんが、実は人の体感はあてにならないと言われています。それよりも、湿度計を設置して正しい数値を知ることの方が、確実です。

 

その上で、湿度が低すぎる場合には加湿を行い、高すぎる場合には除湿や換気を行うのがベストです。

 

過加湿を防ぐためのポイントを、リフォームで実践!

 

冬場の過加湿の主な原因が、「室内干し」にある場合、そのお悩みはリフォームで解決することができます。

 

1専用の換気扇やエアコンを備えた、ランドリールームを整備しましょう。室内の間取りを変えて専用ルームを作れば、毎日の洗濯もより楽になるでしょう。

 

2「十分なスペースをとるのが難しい!」という場合には、思い切ってお風呂のリフォームを行うという方法があります。近年のお風呂は、浴室乾燥や暖房機能も充実しており、室内干しを素早く快適に完了できるよう、工夫されています。

 

これならば、既存のお風呂スペースを活用し、新たな役割を与えるだけでOKです。スペースが足りないことで悩む必要はありませんし、お風呂に入る前に温めておき、ヒートショックを防ぐことにもつながります。

 

リビングでの部屋干しをやめるだけでも、湿度に関する問題を解決できるケースは少なくありません。またほかに室内干しスペースを確保することで、「そのときの湿度の状況に合わせて、適切な量の洗濯物にコントロールする」ということも可能となります。

 

常に快適な環境をキープしやすくなるのです。

 

まとめ

 

日常的な部屋干しや石油ファンヒーター・ガスストーブの使用など、思い当たる節が多い方は、一度室内の湿度についてもチェックしてみると良いでしょう。思わぬトラブルを防ぐこともできるかもしれません。

 

「過加湿状態をなんとかしたい!」と思ったときには、リフォームによる根本的な解決もぜひ視野に入れてみてください。冬場の洗濯物も、そして家族の生活についても、快適な毎日を実現してくれることでしょう。

 

バスルームやランドリールームのリフォームは、アイギハウジングにお任せください。岐阜県瑞浪市・恵那市・中津川市を中心に幅広いエリアにおいて、心を込めた対応を行っております。

 

ぜひお気軽にお問合せください。

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