リフォームコラム
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湿度は40~50%が理想! 湿度コントロールしてますか?

2017年9月28日

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快適に、そして健康的な生活を守るためには、湿度コントロールが重要だと言われています。とはいえ、空気中に漂う小さな水の粒は、肉眼で見えるものではありません。つい無意識になってしまう……という方も多いことでしょう。なぜ湿度コントロールが必要なのか、その理由と具体的な方法について解説します。

 

湿度が「家」に与える悪影響とは?

 

2ジメジメした季節も多い、日本の気候。中津川市や恵那市においても、それは例外ではありません。何も意識しないまま放っておくと、「家の中の湿度が80%を超えている!」なんてことも珍しくありません。しかしこんな状況を放置すると、家の中には「カビ」が繁殖しやすい条件が整ってしまいます。

 

カビが繁殖を始めるのは、湿度50%から。特に60%を超えたあとは要注意。目に見えないところで、一気に繁殖する可能性も高いです。家の構造や床下にカビが繁殖すれば、家全体の劣化にもつながってしまいます。また窓や壁面の結露にも、湿度が大きく関わってきます。結露が発生すれば、やはり家の構造にダメージを与えてしまうでしょう。反対に湿度が低くなりすぎて、過乾燥の状態が続けば、家に使われている木材は収縮しやすくなります。結果、クロスに割れ目が生じたり、木に反りが生まれてしまったりするのです。

 

湿度が「住む人」に与える悪影響とは?

 

次は、湿度が人に与える影響についてです。湿度が高すぎて、家の中にカビが繁殖してしまえば、それは当然健康被害の原因となります。特に子どもや赤ちゃんは、環境の変化に敏感です。室内のカビが原因でアレルギー症状を示すケースも少なくありません。カビは目に見える部分だけに繁殖するとは限りません。表面上はきれいに見えていても、実は……なんてこともあるので注意が必要です。

 

また過乾燥になると、こちらも住人の健康状態に大きな影響を与えてしまいます。湿度が低下すると、風邪菌やインフルエンザウイルスは活発に活動を開始します。特にインフルエンザウイルスは、湿度50%を超えると、空気中での感染力が大幅にダウンすることがわかっています。きちんと調湿することで、辛い病気を予防できる可能性が高まる、というわけですね。

 

過乾燥の環境下では、当然人間の皮膚や粘膜も乾燥気味になってしまいます。乾燥が進めばバリア機能が弱まり、些細な刺激にも反応しやすくなってしまいます。敏感肌で悩んでいる裏には、実は「調湿コントロールができていない」という意外な原因が隠されているのかもしれません。

 

湿度コントロール、具体的な方法とは?

 

3家の中の湿度をコントロールするためには、まず家の中に「湿度計」を設置することから始めてください。湿度を肌で感じとるのは、非常に難しいです。「快適だと思っていたのに、実はジメジメだった!」なんてケースも少なくありません。湿度計で自分の家の状態を確かめたら、上手にコントロールする方法を学びましょう。

 

湿度が高すぎるときには、除湿器やエアコンを稼働するのが効果的です。このほか、効率よく換気をすることで湿度が下がるケースもあります。湿度計をチェックしながら、40~50%になるよう調整してください。

 

過乾燥になっているときには、加湿器を使うと便利です。このほか、やかんでお湯を沸かしたり、あえて洗濯物を室内干しにしたりすることで、湿度をアップさせられます。状況に合わせて、選択しやすい方法を選びましょう。

 

湿度と深くかかわる「結露」の問題。解決方法は?

 

家の中の湿度と深くかかわる問題と言えば「結露」です。窓にべったりとつく水滴は、見た目もよくありません。また放置すれば、健康被害をもたらす可能性もあります。一般的には「調湿コントロールができていれば、結露問題は解決する」と言われることが多いです。

 

とはいえ現実には、部屋の湿度が低いにも関わらず、窓際で結露が起きてしまうようなケースもあります。室内の水蒸気が水滴となって窓辺に表れることで、さらに室内の乾燥が進んでしまう悪循環もあり得るのです。

 

なぜこのような問題が起きるのかというと、室内でも場所によって温度の差が生まれてしまうから。特に眠っている間は、人や空気が動かず、「ベッド周辺は温かいのに、窓周辺は寒い」なんて事態に陥りがちです。この差が、ひどい結露を生み出してしまいます。

 

調湿コントロールを行ってみて、それでも結露が発生するときには、室内の温度を一定にするための工夫をするのがオススメです。具体的には、家に断熱リフォームを行いましょう。窓や床、天井から伝わる冷気を断熱材でシャットアウトすることで、結露は発生しづらくなります。

 

このときのポイントは、できるだけ断熱性能の高い断熱材を採用すること。発泡ウレタンを吹き付ける方法なら、断熱材を隙間なく施工することができます。断熱性能も高まり、カビや結露を防止する効果も高くなります。

 

まとめ

 

高すぎても低すぎても駄目なのが「湿度」です。日本は湿気が多く、また季節によって温度も全く異なっています。一年を通じて湿度をコントロールすることは、決して簡単ではありません。

 

家族の健康を守り、そして家の寿命を長くするためには、まず「湿度」という目に見えないものに意識を向けることが大切です。湿度計を設置して、家族みんながチェックできる環境を整えましょう。ベタベタし過ぎず乾燥し過ぎない快適な空間の中で、気持ちよく毎日生活できるようになりますよ。断熱材に不安がある場合は、ぜひご相談ください。リフォームプランを提案いたします。

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